「性病に罹ったら、
どこで見てもらうのが一番良いのかな? 」
こんにちわ。今月は、尿道炎の話はストップして、性病科の話をしましょう。
性病科と言えば、当然、性病を専門にしていますが、通常、大学病院で泌尿器科医として経験を積んだ医師が性病科という看板をかかげて開業するのです。(泌尿器科と性病科の両者をかかげる場合が多いですが)
つまり、内科や外科、産婦人科などと違って、医科大学にも大学病院にも性病科という専門科目はありません。
ですから、「あなたの専門は何科ですか?」と聞かれて「性病科です!」と答える医者には、まだ会ったことがありませんです。ハイ!
さて、
泌尿器科では、腎臓、副腎、尿管、膀胱、尿道、睾丸、副睾丸、前立腺、陰茎などに関係する全ての病気を診ます。癌はもちろんのこと、不妊症(男性に原因が考えられる場合)や勃起障害も含まれますし、当然、上に列記したいろいろな身体の部分への感染症も、泌尿器科に含まれるわけです。
尿道、(前立腺)や腎臓など、おしっこの通り道への細菌感染(性病とは限らない)だけでなく、性交時おちんちんの表面から体内に侵入する病原体、たとえば、単純ヘルペスや梅毒、エイズウイルス感染症も、もちろん含まれます。
そうなんです。これら、性行為(オーラルセックスも含む)がきっかけで罹る病気をまとめて‘性病’と呼ぶ訳ですから、泌尿器科の医者は当然、性病科も診れるわけですね。
じゃあ、性病かな?と思ったときに、開業医、大学病院、一般病院のうち、いずれの泌尿器科に行くべきか。
これは大事な問題ですな。
僕が性病に罹ったら、きっと開業医に診てもらいますね。あ!これは手前味噌、ルール違反でした。ごめん!
でもね、僕だって大学病院、一般病院をきちんと経験してから開業したのだけれども、町のお医者さん(開業医とも言う)になってから診ている性病の患者さんの数は、もう圧倒的に多いですよ。10倍や20倍なんてもんじゃないです。
だから、性病に関しては誰にも負けないくらい経験を積ませてもらっているわけで、性病なら何でも来い!という意気込みで、毎日患者さんが来てくれるのを、楽しみにしております。
というわけで、なんだか少し脱線した気もしますが、今後とも宜しくお願いします?